人類史において、

 

「世も末」だという嘆きが絶えることはないだろう。

 

遡ること二〇〇〇年前、

古代ローマの歴史家リウィウスでさえ

当時の倫理観の衰退を悲嘆し、

彼が生きた時代を「暗黒時代の幕開け」と称した。

 

つまり、「世も末」だという嘆きは

今に始まったことではないのである。

 

クオンは、そんな先の見えない暗闇に

光を灯す存在でありたい。